あすなろ在宅治療院は地域に支持され、10年の歳月が経ちました。 鍼灸師による鍼灸師の職場を作り、 鍼灸師が高い志を持ち患者さんに愛されながらも、 自身の生活も安定させることが当院の理念。 おかげさまで当院はスタッフが不足するほどご利用者に支持されています。 より多くの利用者をご支援できるように、志高い仲間を募集しております。 私たちと一緒に働いてくれる、新しい力をぜひお貸しください。
事業内容
在宅医療(訪問鍼灸)事業
高齢者や歩行困難な難病の方を中心に自宅や老人施設に訪問して施術を行います。 主に難治性の疾患や慢性病への鍼灸施術、徒手療法、機能訓練が中心となります。
従業員
8名 (うち鍼灸師 7名 鍼灸マッサージ師1名) 平均年齢 30歳
特徴・PR
地域に根付いたチーム治療に取り組んでいます。 医師や看護師、理学療法士、ケアマネージャー、介護職の皆さんと連携して施術にあたり、患者さんのQOL改善、ADL向上を目指します。 対象疾患は様々ですが、脳梗塞後遺症やパーキンソン病、自己免疫疾患などの難治性症状への施術、廃用症候群や慢性腰痛、頸椎症などへの施術を行います。もちろん、鍼灸治療だけが全てではなく運動療法、筋膜リリースなどの徒手療法なども行い、総合的な治療を行います。 鍼灸施術は経絡治療や奇経治療は勿論のこと、現代医学的なトリガー鍼灸、徒手療法も用います。
募集職種
鍼灸師(パート)
※2019年現在、正社員の募集は行っておりません。
必須資格
- はり師
- きゅう師
- 普通自動車運転免許(AT限定可)
※他、按摩マッサージ指圧師、介護士、ヘルパー、トレーナー等の資格を所持していれば優遇
※充実した研修制度あり。未経験者歓迎。
待遇
院内コンセプト
社会保障の充実、そして業務とプライベートの充実。
パート給与
時給 |
1,100円 ~ 1,500円 |
交通費 |
実費支給 |
勤務 |
9:00~18:00の間で4時間程度 |
出勤 |
週1日からOK(応相談) |
・定期的な食事会/勉強会/研修会あり
・徒手だけでなく鍼施術中心
・専業主婦の方、育児中の方、ブランクが長い方歓迎
・正社員登用 / 副業可
社員給与
基本給 | 170,000~500,000円 |
---|---|
技能手当 | 3,000~30,000円 |
住宅手当 | 3,000~20,000円(条件有り) |
車両手当 | 5,000~30,000円(自家用車使用時) |
家族手当 | 3,000~30,000円(条件有り) |
残業手当 | あり(2時間程度/月) (原則残業なし。ミーティングにより若干発生します。) |
休日手当 | あり |
賞与 2回 / 年 昇給 最低1回・随時 / 年
※ 研修期間は時給1,000円~ ※ 経験者優遇 ※ 保持資格により手当額考慮 ※ 賞与、昇給は実績、業績による
基本給は原則170,000円スタート。 ただし、勤務態度、業績、努力次第により昇給規則にのっとり基本給、手当額は随時増加します。
支給額一例①
研修終了後
基本給 | 170,000円 |
---|---|
残業代 | 10,000円 |
技能手当 | 6,000円 |
住宅手当 | 5,000円 |
家族手当 | 5,000円 |
合計196,000円/月 (別途社会保険控除) |
支給額一例②
1年後or目標担当患者数クリア
基本給 | 200,000円 |
---|---|
交通費 | 10,000円 |
技能手当 | 20,000円 |
住宅手当 | 5,000円 |
家族手当 | 5,000円 |
合計240,000円/月 (別途社会保険控除) |
休日休暇
週休2日 (日曜 + 1曜日) 祝日、年末年始休暇、有給休暇、育児休暇、出産休暇
勤務時間
8:00~17:00 / 9:00~18:00
福利厚生
- 白衣付与
- 訪問治療が中心の為、スクラブを配布します。
- 社用車付与
- 軽自動車。プライベートでの利用も可。ガソリン代全額補助。
- 場合に応じてPC、携帯付与
- ご相談ください。
- 勉強書籍・資料の購入補助(原則全額補助)
- 業務に関する書籍であれば全額補助で購入。許可制。
- 勉強会、セミナー参加費補助(条件により50%まで補助)
- 技術セミナーなどへの参加費を50%を上限に補助。要審査制。
- 育児休暇
- 取得実績あり。状況に応じて要相談。
- 健康診断(1回 / 年)
- 提携クリニックにて年1回実施。4月頃を予定。
- 直行直帰 可
- 自宅→患者宅→自宅ということも可能です。
院内勉強会 1回/月の頻度で院内勉強会を行います。 外部講師を招いたり、社員間での鍼灸技術、徒手療法等の技術を学びます。 技術以外にも、いち社会人、医療人としての教養、接遇も学びます。
社会保険(研修終了後)
健康保険, 厚生年金, 雇用保険, 労災保険, 賠償責任保険
研修制度
あり 原則3ヵ月(時給1,000円~)
仕事内容
具体的な業務内容
- 患者宅への往療業務(保険適用/完全実費)
- カルテ、報告書作成
- セルフケアメニューの作成
- 営業業務
業務内容詳細
1日のタイムスケジュール
例
- 9:00 自宅から患者宅へ直行 そのまま、4件~5件を移動/施術。
- 12:00 1時間の休憩
- 13:00 午前中と同様に5件~6件程度の往療。
- 17:00 事務所着/カルテ記入や報告書作成/技術練習(所要がある場合は自宅直帰後事務処理)
- 18:00 帰宅
研修目安
あくまで目安にされてください。 1~2か月間は院長、現役施術者と共に往療に帯同し業務の流れを覚えて頂きます。またこの2か月間でも技術の練習、医療知識の学習、医療人、社会人としてのマインドセット、制度の説明も行います。 ↓ 3ヵ月目からは一人でも患者対応ができるよう実践に移ります。原則、院長や社員と帯同し既存患者さんを引き継ぐ形で施術していき、 同時に新規患者の獲得も行っていきます。 ↓ 4か月目からは1人で業務をこなしていく予定です。
求める人材
技術だけにとらわれない、温かみのある人材 仲間と協力することができ、お互いを尊敬しあえる人材
先輩の声
勤務終了の時間が早く、不要な残業もない為、勉強や練習、プライベートな時間が確保できています。休みの日は育児にも参加することができ、今までの不安が解消されました。また、整骨院勤務と異なり、鍼やお灸を使う機会がちゃんとあるので資格を活かせて技術向上にも繋がります。 難病の扱いも多く、非常に勉強になる職場です。一緒に働ける日を待ってます!
子供を保育園に預けながら仕事をしています。お迎えの時間にも間に合うように配慮してもらえるのでとても助かっています。熱が出ても他のスタッフがカバーしてくれるので本当にありがたいです。 流れ作業で患者さんを診るわけではなく、ひとりひとり患者さんに向き合って診ることができるのもすごい勉強になってます。責任はその分おしかかりますが院長がサポートしてくれるので安心。 あなたと一緒に働ける日を楽しみに待ってます!!
あすなろ在宅治療院 院内理念
鍼灸師が活躍できる鍼灸師による鍼灸師のための職場
私は以前、鍼灸師なのに
「鍼も触らない、触れない、鍼灸で治せない鍼灸師でした」
そんな私が鍼灸師を志したのは自身の身体の故障を鍼灸師やリハビリの先生に治してもらっていた経験がきっかけです。
福岡に生まれ、幼少期から野球漬けの日々を送っていた私は常に身体のどこかを故障していました。
その時にお世話になっていたのがリハビリの先生や鍼灸師の先生。先生たちのおかげで今でも野球ができているのは本当に感謝してもしきれません。

私と同じような故障に悩む人をサポートしたいという想いから日本最古の鍼灸学校である鹿児島鍼灸専門学校に入学し、無事鍼灸師になることができました。最初は整骨院や鍼灸マッサージ院で修業を積み、かねてからの夢だったトレーナーになることになります。

一時期はご縁から世界中を股にかけるアスリートやアーティストのトレーナーとして帯同し素晴らしい経験をさせてもらいましたが、祖母の介護という使命があり地元福岡に戻ってきました。
祖母の介護に四苦八苦して過ごす日々を送るのですがこの過程で気づいた点がありました。
私が考えていた以上に、身体の不調を抱える高齢者が多いという現実
祖母は最終的に介護施設に入居していたのですが、
そこで多くの介護職員の話を聞き、祖母と同じ入居する高齢者の方々を目の当たりにしました

もっと自分にできることはないのか、鍼灸師として役に立てることはないのか、 そんな想いからトレーナーという存在から在宅医療という道を志すようになりました。
介護は非常に多くの人が関わる仕事です。その中心人物である介護者である高齢者をサポートすることができればその周りの人も幸せに、笑顔にすることができるのではないか、地元福岡で社会貢献ができるのではないかという想いもありました。
在宅医療を始めたは良いものの、決して最初から順風満帆だったわけではありません。
当時はまだ在宅医療、介護に目が向けられる時代ではありませんでしたし、なにより全国的に見ても鍼灸師で在宅医療を行っている事業所は数えるほどしかありませんでした。
そう、教えてくれる場所がなかったのです。
わからないことがわからないとはまさにこのことで、何から始めればいいのかさえ分かりませんでした。
「こんな自分がこの仕事をしててもいいのか…」
そんな考えがよぎる時期もありました。

しかし、そこは根性と努力で自信を奮い立たせます。
昔から一度決めたことはやり通す、筋を通すのが私の長所です(笑)
朝から晩まで働き、つてを辿って保険制度や仕組みを学び、想いに共感して協力してくれる医師にも出会うことができました。

順調に患者さんも増え、一人でするには限界を迎えた時に仲間を募ることを考え出すのですがこの時にあることが頭をよぎったのです。
「職場環境ってどうやって決めるんだろう」
今まで一匹オオカミでやってきた私にとって人を雇うというのは初めての経験。
給与はいくらがいいのか?勤務時間は?休みは?技術は?
自分のことだけ考えていればよかった今までとは違い、その雇われる存在のことを考えるのはイメージがわかなかったので知り合いの鍼灸師や同業者に意見を求めることにしました。
しかし、ここである疑念がわきます。 同業者の勤務時間や待遇を聞いていると
・鍼灸師だけど鍼は触ってない、マッサージ要員として働いている ・拘束時間は13時間、残業代、交通費、社会保険もなし ・整骨院で良いように使われ、不正請求の片棒を担がされている ・鍼灸では食べていけないから転職した
こんな話ばかり。
良い意味で横とのつながりがなかったのであまり意識したことはなかったのですが、一度意識しだすと鍼灸師が鍼灸師として働ける環境ってとても少ない。働けても自由に鍼灸ができず助手扱いとして勤務させられる事実。
私は元々鍼灸師という存在にあこがれてこの世界に入りました。それは鍼灸師という職業がとても魅力的で輝いて見えたからです。
しかし、今後鍼灸師を志す子供たちがこのような姿を見て、なりたいと思うだろうか、危機感にも近い感情を感じたのです。
ないならば作ればいい。
鍼灸師が鍼灸で活躍でき幸せになれる職場を作ればいい、その想いにかられそこからは早かったです。
社会保険制度を学び、税理士や社労士に相談し労働規則を作りました。
そんな思いもあり、私の、当院の理念は
「鍼灸師が活躍できる鍼灸師による鍼灸師のための職場」

なのです。ただ、これにはひとつ抜けている点がありました。
私も結婚して家庭をもってからようやく気づけた点ではあるのですが、家族という犠牲。
私は患者さんの抱えている悩みや症状を解消し、幸せにすることができるのが鍼灸師、治療家だと思っています。 患者さんへ幸せを届けることができるのが我々です。
ただ、朝から晩まで働いて施術することで自分は、自分の周りは果たして幸せなのかという疑念が生まれたのです。
結婚し、子供が生まれたことで家庭ができました。喜ばしいことです。
しかし、仕事一辺倒で家庭を顧みなかったのもまた事実。 一生に一度しかない子供の成長のすべてを見ることができない人生。
これが幸せといえるのか?妻に負担をかけていないのか?身近な人を幸せにできない状態で患者さんを幸せになどできるのか?
そんな自問自答を繰り返す中で、患者さんに幸せを届けるのならばまず自分が笑顔であり、幸せでないと意味がないという結論に到達しました。
鍼灸師が幸せであればその想いが患者さんにも届き、普段の施術以上の効果をきっと出してくれる。 少なくとも疲弊した鍼灸師が施術するよりも効果は高くなるはず。
その想いが加わり、新たな理念
「鍼灸師が鍼灸の技術、知識で十分な収入、十分な休みを得て、 家族を幸せに養い、その伝搬で患者さんを幸せにすること」

3年間で500万円払って免許を取った将来を見て子供に笑われない姿。
もちろん修業や技術を身に付ける為ならば安月給や丁稚奉公するのは否定しません。むしろ賛成派。
今まで、その先生の人生や経験を習う、盗むわけです。当然です。 ただ、いつまで続けるのか?
私は正確なデータをみたことはないですが、鍼灸師は免許取得後も別の仕事に就く人が少なくはありません。 手取り12万程度や、上記のような待遇ではむしろフリーターをしたほうが稼げます。
「人を治す・癒す・健康に・幸せにするのが生きがい」という理念も大事。
でも、施術者側が疲弊して、幸せも感じていないのに健康や幸せを提供するってなにか矛盾を感じませんか?
確かに、福岡市内でも「鍼灸院」って少ないんですよね。 「鍼灸整骨院」だったり、あっても「鍼灸マッサージ院」あとは「整体院」や「○○ほぐし処」
いや、決して徒手療法やマッサージの技術をバカにしているわけではないのです。 私も臨床で徒手療法を用いる場面は多くありますし、前揉法や後揉法は鍼灸師にも認められている技術です。
でも、鍼灸師がそれを行うならば、あくまで鍼灸が主だってあるべきじゃないでしょうか? 間違っても柔道整復師の補助スタッフとして用いる技術でもリラクゼーション行為をするための免許でもありません。
そして、今現在の私の目標、理念のひとつは
「鍼灸師が活躍できる技術・知識を鍼灸師として提供し、 経営者として社会保障が充実した職場を提供すること」
9時に出勤して1時間休憩して、18時過ぎには家に帰りつく。 あとは家族団らんの時間を楽しんだり、趣味に没頭したり、技術を磨いたり。自由に使えます。
そんな勤務スタイルをとる治療院があっても良いんじゃないでしょうか? 厚生年金と国民年金の将来もらえる差額っていくらか知ってますか?
患者さんを救うという建前に、勉強や仕事を理由にして、家庭やプライベートを犠牲にし続けるのは矛盾しているのではないでしょうか?
仲間に支えられて自宅マンションで開業した当院も今現在、福岡市内に4拠点、北九州市に1拠点、鹿児島県に1拠点と徐々に成長してきています。
私を支えてくれるスタッフや家族、志を共にする鍼灸師、医師、リハビリ職、介護職の先生方には本当に感謝してもしきれません。
また、在宅医療を行う傍ら、今では私の原点でもあるトレーナーの仕事もスタッフと共に行っています。 ただ、トレーナーという仕事はアスリートやアーティストにつきっきりの仕事になり、その間は他の患者さんも診られませんし、家族に会うこともできません。
ただ、そこをスタッフ同士お互いにカバーしあうことができ、普段家族と接せられることで、3歳になる子供の了承も貰えるようになりました。

お互いに協力し合い、楽しんで仕事ができる。 そして患者さんからもその関係者からも感謝されながらも施術ができる。誰しも人生は一度きりです。
「後悔のない仕事ができ、子供が憧れる仕事をする」

そんな治療院があすなろ在宅治療院です。 そのための努力を我々は怠らず、日々お互いを高めあっています。
ただ、まだ力が足りません。 鍼灸師として、治療家としてあなたの力を私に貸してもらえないでしょうか?
あなたと、素敵な職場作り、社会貢献ができる日を楽しみに待っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
求人応募の方法について
以下の求人応募フォームにご入力いただき、送信してください。
面接は随時行っています。待遇面や業務内容の質問などもお気軽に問い合わせください。
あなたと一緒に働ける日を楽しみに待っています。