頚腕症候群について

頚部、肩、背中、腕などに凝りや痛み、しびれがでる。
変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群などを除外した、検査などで病因が確定できないもの。
デスクワークの人に出やすいことから、OA病やパソコン症候群とも呼ばれる。頭痛、めまい、内臓の不調がおこる場合もある。

詳しい治療法など

原因

原因不明だが、体のゆがみや疲労、血液の循環不良など「生活習慣」が大きくかかわる。

症状

頭痛、めまい、耳鳴り、集中困難、思慮減退、情緒不安定、抑うつ症状、睡眠障害などの精神症状、レイノー現象、冷えなどの末しょう循環障害……重症化すると、線維筋痛症の容態を示す。

治療

対症療法。疾病の原因に対してではなく、主要な症状を軽減するための治療。自然治癒力を高め、かつ、治療を促進する療法。

目的

QOL↑、合併症の予防、体力、自然治癒力の維持、悪循環の防止

薬物

  • 非ステロイド性抗炎症薬(鎮痛作用)
  • 筋弛緩薬(注射)
  • 抗不安薬(精神的要因が強い場合)

理学療法

温熱、けん引療法など

経穴

  • 天柱、風池、肩井、曲池、合谷の首~腕にかけて
  • 患者さんの全身症状を確かめながら取穴

その他の注意点など

  • 予防が大切!ストレッチや適度な運動を定期的に行う。
  • 整形だけでなく、心療内科の紹介をされるケースが多い。(精神安定剤)
  • MRIやレントゲンで検査しても、「異常が見つからない。」と、湿布を処方されて終わりだったり、たらいまわしにされることも多い。
    →私たち鍼灸師がこの病気を学び理解し、患者さんと向かうことが重要